東京凰籃学院 - 合格体験記 - 1999合格体験記

東京凰籃学院

'99東大合格体験記


自己を覆す受験時代を!

'99東京大学文科二類・慶應義塾大学経済学部・早稲田大学法学部合格

1 恐るべき不合格

 私は一浪したこともあり,まず不合格について語ろうと思います。不合格というものは非常に恐ろしいものです。掲示板に名前のない夢を見る浪人生は友人の間にも多くいました。その切実さをかみしめて勉強してほしいと思います。

 浪人の経験から思うことは,やはり現役のときの事実認識,勉強法,学問に対する考え,社会構造の常識的認識,果ては人生観に至るまですべて甘く,あれでは不合格も無理はないということでした。

2 「浪人は同じ轍を踏む」

 勉強に関しては,「受かる勉強」と「受からない勉強」があり,そこには歴然とした差があることを痛感しました。現役のときは寝る時間を削ってあれこれ手を広げたものです。これは明らかに後者です。現役時の恩師の言葉「浪人は同じ轍を踏む」を聞いてから,私は「自分を覆してくれるもの」を探しました。それが私にとっては凰籃であり,その決断が合格を決定したと思います。

3 最高の効率を

 現役時の反省から,全科目とも凰籃の予習以外はすべて切り捨て,毎日8時間以上睡眠をとり,優雅な生活を送ることができました。これも,凰籃の良質な教材に身を委ね,それによって自分の才能が伸びると信じ切ったおかげです。やはり寝不足はあらゆる知的作業の敵です。効率のよい勉強をしなければなりません。たしかにはじめは凰籃の教材だけで大丈夫なのかと思いましたが,直前期になると,これ以外に頼れるものがないと悟ります。

4 もう一つの「才能」

 高校課程において,理系文系に壁はありません。あるのは頭の良し悪しです。おそらく自分の頭の悪さは一生変わらないでしょう。ただ,才能とはそういう先天的なものばかりではないと思います。生まれつきの頭を使って,どうやって合格する水準まで力を伸ばすか,ということもまた才能です。

 私は自分が浪人時に凰籃を選ぶことができたのも才能だと思っています。それをいかに活用するかも才能です。一瞬一瞬自分の才能が試されていて,それが合格を決定すると思って受験期を過ごしてほしいと思います。

5 言葉は思想

 日本語の一つ一つを大切にして文章を読んでください。文理関わらずです。良質な日本語は良質な思想を生みます。英語も数学もそれに付随して能力が上がると思います。

 受験だけに限らず,一生の思想をも形成していくのが言葉です。凰籃の教材は人をうならせる良質な日本語の宝庫です。すべてを自分の血となり肉となるように活かしてください。

6 敵を知り己を知れば

 目的が明確で,自分の能力を把握していれば,受験は苦しく感じられないものです。苦しいときは少し落ち着いて全体を見渡し,まず何から始めればよいか考えるといいでしょう。そのとき私は,本番では実力の8割も出ないと考えて厳しい基準を自分に課しました。試験は水物です。それでも受かるためには合格ラインの2倍先を目指さなくてはならないと自分に言い聞かせたのです。

7 さいごに

 私大については,私自身余り重視しなかったため語ることもありませんが,教材の復習だけで十分カバーできることは確かです。

 受験生の皆さん,一瞬一瞬を自分で満足できるように意識して頑張ってください。

 

そして合格まで一直線!

'99東京大学文科一類・慶應義塾大学法学部・上智大学法学部合格

 果てしなく続くかに思われた受験期も合格という幕がようやく下りたことを,うれしく思います。

 私には成績とは裏腹に,必ず受かるという確固とした信念がありました。これは油断の原因であると同時に最大の精神的な支えでもありました。そんな状態でしたので,高2までの勉強といえば定期試験の前ぐらいで,「弓は引き絞るほどに速く飛ぶ」というイメージが定着してしまいました。つまり自分を追い込む,言葉を変えればさぼるということです。こういう状態に陥っていく受験生は多いのではないでしょうか。

 高3になる頃に友達につきあって受けた模試の成績がかなりよかったので,調子づいて東大を第1志望にしました。そのとき合格率と少人数制という点にひかれて凰籃にいくことに決めました。

 凰籃にはいったものの,そこで私は教材のレベルの高さ,同級生の真剣さに圧倒され,受験をかなり意識して勉強するようになりました。

 ここから先は合格まで一直線でした。

 もし後輩の皆さんに何か申し上げるとすれば,こまかいことをいろいろ述べるよりも,「ひたすら凰籃の授業についていくのがいい」と言えば足りてしまいます。手抜きのようですが,これが最良のアドバイスです。受験生の皆さん,頑張ってください。

 

最高の質と効率を目指そう!

’99東京大学文科一類・慶應義塾大学法学部合格

 論述対策に暗中模索だった私がこうして合格したのも,凰籃で毎週書かされた論述課題や先生の知的な雑談のおかげだと思います。特に小論文では,入試の思想的背景や他科目にも通ずる論述技術を学びました。授業内容に絶対の信頼を置いていたので入試では自信をもって書くことができました。

 直前期は入試当日まで毎晩電話で質問を受けてもらい,さらに時間的ロスをなくすため直前予想問題を先生が家まで直接届けてくださったこともあり,非常に感謝しています。

 基本的な暗記事項については,毎回の基本確認試験の範囲しかやりませんでしたが,追試もあり,余分な参考書をやる手間も省けて,非常に効率がよいと思いました。

 勉強のコツとしては,やはりこまめに教材の復習をすることです。では,後輩の皆さんのご健闘を祈ります。

 

「差をつける」東大対策がある!

'99東京大学文科一類合格

 他塾の授業が高校の補足のような基礎的なもので物足りなかったこともあり,来るべき東大入試に向け,本格的な論述問題の対策が必要だと痛感しました。そこで凰籃の授業を見学してみると,想像以上にハイレベルな内容で,やりごたえがあると感じたので早速入会しました。

 私は国立高校に通っていたので学校の授業進度は遅く,世界史は高3の1学期が終了してもまだ近現代に到達しておらず,地理にいたってはほとんど無勉強の状態でした。それで夏休みまでは凰籃の授業・教材についていけず大変でしたが,夏休みに猛勉強して何とか追いつきました。

 こうして秋までに全範囲を終えてみると,凰籃の教材は多様な内容で,自分の知識の再確認や足りない部分の補充に最適であることがわかりました。同時に論述問題も恐れるに足りない,必ず書けるのだということも悟りました。

 たしかに高校がある期間は教材の予習が大変でしたが,何とかついていくべきです。そして夏休みや冬休みなど時間的余裕があるときに復習すればいいのです。この復習が大きな力を発揮します。

 凰籃のカリキュラムでは,どの科目でも,特に他の受験生が弱いポイントが網羅されており,まさに「差をつける」ことができたと思います。

 これだけ東大の問題対策ができ,かつより深い知識を得ることができる塾はほかにまずないと思います。その点で凰籃学院に通ってよかったと思う今日この頃です。

 

良問こそ合格への最短距離!

’99東京大学理科二類合格

 受験勉強の中で思い知ったのは,良問を手に入れるのがいかに大事かということです。一つの良問を通して多くのことを関連づけて覚えることができるからです。さらに,東大の理科では現象の根本にたち返って考察する練習が必要です。こういう点を考えると,凰籃の教材は東大対策に最良です。

 また,東大は理系でも国語がありますが,凰籃の授業で習った知識や技術を総動員し,自分の答案に尊大なまでの自信をもって書くことができました。

 何はともあれ諦めずに頑張ってください。そうすれば,いろいろ葛藤があっても,最良の道が見えてきます。

 

最高峰には最高の方法を!

’99東京大学理科三類合格

 東大型の模試は4回受けましたが,何を隠そう A判定は一つもありませんでした。こうして合格できたのは,自信を失わずに,冷静に対処したからだと思います。模試は全然あてになりません。参考程度にして,結果にとらわれないようにすべきです。

 受験は1年におよぶ長丁場です。一年間しっかりと打ち込めばかなりのことを成し遂げることができます。この長期戦をこなすには,健康第一です。睡眠時間を削ってまで勉強しても,学習の質が落ちるだけです。睡眠の確保は,焦りがちな直前期に特に重要です。

 焦ったときこそ余計なことには手を出さずに,凰籃の復習に集中すべきです。凰籃の問題はきわめてレベルが高く,質もいいので,とても効果的です。特に創作テスト講座はすばらしいです。直前期,本当に時間がないときこそ,教材のすごさがわかります。

 実は,浪人したての頃は某大手予備校に通っていましたが,その授業の大半は必要ないと思い,結局ほとんど出席しませんでした。そんな私に最も合っていたのが凰籃です。最高峰を目指し,本気になればなるほど凰籃の授業は期待に応えてくれます。

 後輩の皆さん,自分の方法に自信をもって頑張ってください。


合格体験記目次へ

Topページへ