東京凰籃学院 > 個別指導部 > 食品放射線量集計データサービス


東京凰籃学院個別指導部

食品放射線量集計データサービスの

ご案内


▼ 本データサービスの表示例

 東大プレミアムコース等の総合コースにて,食品放射線量を集計して提示するサービスを開始いたしましたので,ご案内いたします。

【背景】

 厚生労働省から食品の放射線量の測定結果が公表されていますが,同じ品目でも都道府県ごとに名称が異なっているものが数多く見受けられます。 また,同種の食品として同一の売り場で販売されているにもかかわらず(鮭とサーモンなど),異なるデータとして提示されていたりします。

 従いまして,日常の用途に資するために産地別に放射線量を比較するのは,非常に困難となっています。

 とはいえ,現実問題として,牛肉について公表されていますように,暫定基準値を超えた食品も普通に流通し,消費されているのが現状です。

 そこで,類似の食品をグループにまとめ,グループごとに都道府県別の平均値を算出して提示するサービスを導入しました。

 これによって,産地別に危険度を推定し,買い物と栄養管理の便宜に資することを企図しております。

【概要】

  1. 厚生労働省発表の「食品中の放射性物質に関する検査結果」のデータを,都道府県別,類似品目別に平均値を集計して提示します。
  2. 「アブラナ科の葉物野菜」や「カレイ・ヒラメ類」,「スズキ目・スズキ亜目の雑多なマイナー魚類」など, 「類似したもの」「同じ売り場で代替品として購入されうるもの」をそれぞれ同一グループにまとめて算出するので,汚染傾向がわかりやすいです。
  3. 自然放射線も含めトータルで年間1mSv程度の被曝量を目安として安全度を見積もり,青,黄色,赤と色分けして提示しています。

【利点】

  1. 品目別,産地別に著しい差が浮き彫りになっておりますので,食品選択に便利です。
  2. データは,携帯端末から迅速に参照できるので,買い物時に非常に便利です。

【ご利用条件】

  1. 機械的に集計しただけのものですが,著しい汚染度の差が浮き彫りになっています。
  2. 従いまして,データの使用は冷静かつ慎重にお願いいたします。
  3. データの複製・転載・拡散等はご遠慮ください

【対象】

  1. データの使用に慎重を期すため,恐れ入りますが,総合コース(東大プレミアムコース・東大グランレシアコース等)の継続生のうち,一定要件を満たす方に限定させていただきます。

【ご留意事項】

  1. データは,品目別・都道府県別の平均値であり,意味合いは,確率的なものです。
  2. すなわち,店頭で販売されている個々の商品についての汚染度ではありませんので,たまたま産地が高線量であったとしても,それ自体では心配する必要はありません。
  3. 元の厚生労働省のデータそのものに,誤差や,サンプル抽出時の偏りがある可能性もお含みおきください。
  4. 被曝度合いは,確率的な効果となります。すなわち,「大数の法則」に従い,同一産地の同類品目を長期にわたり摂取すれば,被曝度に差が出てくる可能性がある,というものです。
  5. 被曝それ自体が確率的な現象である以上,このデータをどの程度重視するか,または無視するかは,純粋に利用者の判断に任されています。
  6. 従いまして,自己責任で,独自の判断の上,ご使用ください。

 では,皆様のご健闘とご成功をお祈りいたします。


個別指導部Topへ